DIA – MARC – SakuLab共催 オープンイノベーションシンポジウム
MARCでは、DIAオープンイノベーションコミュニティ、アステラス製薬株式会社(SakuLab)との共催で、アカデミアと製薬企業の研究者のコラボレーションを促進するシンポジウムを開催します。
革新的新薬創出のためのオープンイノベーションが提唱されて既に20年が経過しますが、近年、日本の医薬品開発では、創薬エコシステムにおける制度、人材、資金等への課題から、創薬力の低下が懸念されており、日本のオープンイノベーションは欧米と比べていまだ発展途上の状況にあります。実際に承認された医薬品の由来を眺めてみると、欧米企業の場合日本企業と比べてアカデミアやベンチャーにより創出された医薬品が圧倒的に多いのが現状です。こういった状況はCOVID-19パンデミック時に、日本のワクチン・治療薬開発が遅れたことの主な原因の一つと考えられており、ドラッグラグ・ロスの問題と並んで、公衆衛生・安全保障上の課題が浮き彫りとなっています。
本シンポジウムでは、アカデミア研究と企業研究の間にある「死の谷」と呼ばれるギャップの克服について、産官学のリーダーの視点を聴講した後、カジュアルな雰囲気の中でのポスター発表により、参加者間の対話が弾む場を提供致します。この機会を通じて参加者の皆様と以下のような場を創造したいと思います。研究やオープンイノベーションにかかわるテーマでポスター発表を広く公募致しますので、ご希望の方は下記の申し込みフォームにて参加申し込みとともに5月31日(土)までにお申し込みください。
- 異なる視点や経験を持つ参加者間で意見交換することで、新たなアイデアが生まれる。
- 創薬研究、共創のアイデア等をポスター発表形式で対話することでアイデアを実装に繋げられる。
- 産・官・学の参加者の対話により人と人が心で繋がるオープンイノベーションが始まる。
**********
「オープンイノベーションシンポジウム」
アカデミアとファーマのギャップを乗り越えるには~ 人と人が心で繋がるオープンイノベーション ~
開催日時:2025年6月5日(木)13:30-18:00
開催場所:アステラス製薬 つくば研究センタ ー茨城県つくば市御幸が丘21
最寄駅
・つくばエクスプレス「研究学園 」駅 タクシー約10分・徒歩約25分
・JR常磐線「ひたち野うしく」 駅 タクシー約40分
参 加 費 : 無料(要申込)
※当日は、つくばエキスプレス「研究学園」駅よりバスを準備する予定です。
【プログラム】
13:30 Opening
13:45 Session1
アカデミアとファーマのギャップを乗り越えるに は産・官・学それぞれの視点から
・ 「アカデミアから見た企業との共創について」
東京慈恵会医科大学 医学部 准教授 山田 幸司
・「政府のオープンイノベーション活性化のための施策」
経済産業省 課長補佐 再生・細胞医療・遺伝子治療担当幸寺玲奈
・ 「製薬企業における創薬研究」
アステラス製薬株式会社
15:30 ポスター発表会場へ異動
15:40 Session2
ポスター発表形式による参加者間の意見交換
・コアタイムを設けた学会風のポスター発表
・研究や共創アイデア等、様々な提案に関して意見交換
*会話の弾む軽食を御用意致します。
17:50 Closing
※当日は、希望者にはシンポジウム開始前にSakuLabのラボ見学も行います。
【お申込み方法】
参加希望の方は、下記お申込みフォームより必要事項をご記載のうえ、お申込みください。
※締め切り: 5月31日(土) 17:00
*定員を超えた場合は先着順となります
【お問い合わせ】
一般社団法人 首都圏ARコンソーシアム(MARC)事務局
E-Mail:marc-sec@marc-med.org