会合のタイトル |
第24回 臨床研究推進啓発セミナー「正しい臨床研究を実施するために必要な要素②」 |
開催日時 |
2019年6月6日(木) 18:30 -19:30(18:15開場予定) |
会場 |
慶應義塾大学医学部 信濃町キャンパス 東校舎2階講堂(東京都新宿区)
http://www.med.keio.ac.jp/access/index.html |
主催 |
慶應義塾大学病院臨床研究推進センター |
事前受付 |
不要 |
参加費 |
無料 |
対象者 |
医師・歯科医師、看護師・薬剤師等のメディカルスタッフ、事務職員などの病院教職員(学外の方も参加できます) |
難易度 |
初級~中級 |
概要 |
【演題】
正しい臨床研究を実施するために必要な要素②
~研究立案時における研究デザインとチームの重要性~【講師】
慶應義塾大学病院 臨床研究推進センター 教育研修部門 特任助教
安田 英人 先生
【内容】
一つの臨床研究を実施するためには、研究者のみならずその周囲でサポートする人たちの多大なる労力が必要になるだけでなく、患者さんにも身体的・精神的負担を強いることになります。よって、「なんとなく臨床研究をやってみよう」という気持ちで始めてしまっては後々で後悔することが目に見えています。臨床研究を“成功”させることは研究者にとっては責務であり、研究を始める前に十分に準備してから研究を開始すべきです。ではその臨床研究を“成功”させるためにはどのようなことを考慮すれば良いのでしょうか?臨床研究で最も大切な要素は、研究の骨格となる設計図をしっかりと書くことにあります。どのような機械でも設計図が適当であった場合には良いものは出来上がらず、いずれ故障してしまうでしょう。臨床研究でも全く同じことが言えます。臨床研究の設計図とはズバリ、意義のある臨床疑問(Clinical Question)と研究デザイン(PICO)、および結果を歪めしまうバイアスと交絡に十分対処している計画書となります。 これらの設計図をもれなく作成することこそ臨床研究が成功するための最大の要素となります。
今年度の第2回目は、臨床研究の骨格となる研究デザイン作成時に注意すべき点をまとめ、その研究デザインを支えるために必要な”チーム“についてご紹介します。 |
URL |
https://www.ctr.hosp.keio.ac.jp/news/001875.html |
問い合わせ先 |
keio-edu-tra@adst.keio.ac.jp |