※Web配信 [セミナー・講習会][慶應] 2020年10月8日(木)18:00~19:00 第32回 臨床研究推進啓発セミナー「医学研究における偶発的所見(IF)の “対処可能性”と返却義務」

会合のタイトル 第32回 臨床研究推進啓発セミナー「医学研究における偶発的所見(IF)の “対処可能性”と返却義務」
開催日時 2020年10月8日(木) 18:00~19:00
会場 Web配信形式での実施です
主催 慶應義塾大学病院 臨床研究推進センター
事前受付
参加費 無料
対象者 これから研究を始める若手研究者・研究支援者や大学院生をメインターゲットとしています。
医師・歯科医師、看護師・薬剤師等のメディカルスタッフ、事務職員などの病院教職員(学外の方も参加できます)
難易度 初級~中級
概要 【演 題】
医学研究における偶発的所見(IF)の “対処可能性”と返却義務

 

【講 師】
東京理科大学理工学部教養(倫理)
准教授 伊吹 友秀 先生

 

【概要】
慶應義塾大学病院臨床研究推進センターでは、安全で適正な臨床研究・治験の計画策定ならびに実施に必要な基本知識やコア・コンピテンシーのエッセンスを入門者でも習得していただくべく、「臨床研究推進啓発セミナー」を開講しています。

 

【本セミナーのねらい】
近年、遺伝学的な研究や脳科学研究の文脈において、研究の中で研究者が偶然知ってしまった研究参加者の健康上の重要な情報、いわゆる、偶発的所見の対処をめぐる倫理的な問題が注目を集めています。偶発的所見については、わが国でも、ゲノム指針において、その対処の責任が明記されたものの、具体的な対処の方法については各施設で手探りが続いています。一方で、今後の成立が目指されている「人を対象とする生命科学・医学系研究に関する倫理指針(案)」においても、偶発的所見への対処はガイダンスなどに盛り込まれる見込みとなっています。
そこで、本セミナーでは、この偶発的所見をめぐり、研究者にとっての返却の義務とその鍵になる「対処可能性(Actionability)」概念について、最新の研究も交えながらポイントを分かりやすく解説していきたいと思います。

 

【申込方法】
「臨床研究教育研修 受講管理システムwebサイト(https://education.ctr.hosp.keio.ac.jp/)」 よりお申込みをお願いします。

URL https://www.ctr.hosp.keio.ac.jp/news/003598.html
問い合わせ先 keio-edu-tra@adst.keio.ac.jp