会合のタイトル | 「診療ガイドラインの正しい読み方 -GRADEシステムを理解する-(研究デザインBrushup )」(第45回 啓発セミナー) |
開催日時 | 2022年11月17日(木) 18:00~19:00 |
会場 | Web配信形式での実施 |
主催 | 慶應義塾大学病院 臨床研究推進センター |
事前受付 | 要 |
参加費 | 無料 |
対象者 | これから研究を始める若手研究者・研究支援者や大学院生をメインターゲットとしています。 医師・歯科医師、看護師・薬剤師等のメディカルスタッフ、事務職員などの病院教職員(学外の方も参加できます) |
難易度 | 初級~中級 |
概要 | 慶應義塾大学病院臨床研究推進センターでは、安全で適正な臨床研究・治験の計画策定ならびに実施に必要な基本知識やコア・コンピテンシーのエッセンスを入門者でも習得していただくべく、「臨床研究推進啓発セミナー」を開講しています。 【演 題】 診療ガイドラインの正しい読み方 -GRADEシステムを理解する-(研究デザインBrushup ) 【講 師】 慶應義塾大学病院 臨床研究推進センター 教育研修部門 特任助教 安田 英人 先生 【本セミナーのねらい】 ガイドラインは昔から報告されており、特に非専門領域の医療を行う際にはまず参照する医療情報と捉えている方が多いかと思います。近年では“診療”ガイドラインが報告されるようになり、エビデンスを客観的に評価し作成される点において古典的なガイドラインとは一線を画しています。古典的なガイドラインはエキスパートオピニオンに近い傾向があり、執筆者によっては異なった推奨が提唱されることも多かったことが問題視されてきました。しかし、近年ではGRADE systemという客観的にエビデンスを評価し、作成過程が明確に示されている方法で診療ガイドラインが作成されるようになり、より正確な情報を活用しながら診療が行えるようになりました。しかしながら、GRADE systemを用いた診療ガイドラインの作成過程をしっかりと理解しておかなければ推奨に踊らされてしまい、その解釈を間違えてしまう可能性も秘めています。 本講演では、今や診療ガイドライン作成では当たり前のように用いられるようになったGRADE systemを正しく評価し、より良い医療を患者に提供するための診療ガイドライン読破のポイントに関して解説します。 【申込方法】 臨床研究教育研修 受講管理システムwebサイト( https://education.ctr.hosp.keio.ac.jp/ ) よりお申込みをお願いします。 |
URL | https://www.ctr.hosp.keio.ac.jp/news/005513.html |
問い合わせ先 | keio-edu-tra@adst.keio.ac.jp |