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【概要】 ~意地と根性では成功しない!臨床研究のスケジュールマネジメントのコツ~
皆さんはスケジュールを立てたことがあるでしょうか。よい臨床研究を行うためには、「資金・時間・人材」などlogisticsも考慮した、実現可能性の高いスケジュールを作成することが必須となります。しかし、不確実性が高いアカデミアの臨床研究で実現可能性の高いスケジュールは作れるのでしょうか。実際に研究を実施してみると、大幅に進捗が遅れてしまい、火事場の馬鹿力でなんとか乗り切ったといった経験のある方は少なくないのが現状かと思います。 実は、臨床研究をうまく進めるためのスケジュール作成やその活用方法にはちょっとしたコツがあるのです。 本ワークショップは、研究者や研究支援者、及び医療職の方々が、スケジュールを通して、こうやったらうまくいく!という臨床研究のやりくりのヒントを見つけていただくことをねらいとしています。ワークショップはDIA JAPAN PMコミュニティーで活動している講師陣による、プロジェクトマネジメント知識体系ガイド(PMBOK Guide)をベースとした講義に加えて、小グループによる演習を取り入れた双方向性学習により構成されます。さらに、現場でみられる準備の遅れや被験者エントリーの遅延など、実際の事例やその対策としての成功事例などを、様々な立場の人たちとディスカッションすることで、明日から活用できる具体的なポイントを共有していただけると考えています。 *本ワークショップは過去に開催された臨床研究プロジェクトマネジメントワークョップと同じ内容となります。 ( 開催日:2017年1月21日、2018年1月20日、2019年1月19日、 2020年1月18日、2021年1月16日、2022年1月15日)
【ワークショップの内容】 ◆臨床試験を立案してから開始するまでのスケジュールを作成する ・プロジェクトマネジメントの基本概念 ・プロジェクトの目的・目標の設定と共有 ・作業の洗い出し(Work Breakdown Structureの作成) ・スケジュール作成(作業順序の設定と所要時間の見積り) ※グループ演習では、あらかじめ設定した臨床研究テーマ(ケース)をもとに、試験立案から開始までのスケジュールを作成することを目標とします。
【定員】 30名(ただし定員に達し次第、申込締切日前でも受付を締め切ります。ご了承下さい。)
【申込方法】 「臨床研究講習会受講管理システムwebサイト(https://education.ctr.hosp.keio.ac.jp/)」 よりお申込みをお願いします。
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