[セミナー・講習会][慶應]2019年7月4日(木) 18:30 -19:30 第25回 臨床研究推進啓発セミナー「正しい臨床研究を実施するために必要な要素③」 

会合のタイトル 第25回 臨床研究推進啓発セミナー「正しい臨床研究を実施するために必要な要素③」
開催日時 2019年7月4日(木) 18:30 -19:30(18:15開場予定)
会場 慶應義塾大学医学部 信濃町キャンパス 東校舎2階講堂(東京都新宿区)
http://www.med.keio.ac.jp/access/index.html
主催 慶應義塾大学病院臨床研究推進センター
事前受付 不要
参加費 無料
対象者 医師・歯科医師、看護師・薬剤師等のメディカルスタッフ、事務職員などの病院教職員(学外の方も参加できます)
難易度 初級~中級
概要 【演題】
正しい臨床研究を実施するために必要な要素③
~臨床研究におけるITを活用したデータ収集戦略の重要性~

【講師】
TXP Medical株式会社 代表取締役社長
日立総合病院救命救急センター医師
園生 智弘 先生

【内容】
臨床研究においてデータ収集は必須です。ただ、残念なことに日本の多くの臨床研究者はデータ収集に「気合と人海戦術」をもって取り組んでおり、必要以上に時間をかけています。海外の一流誌に掲載される研究の中には、「どうやってこのn数のデータを集めたのか?」という視点で見ると想像もつかないものが散見されます。このひたすら手打ちでExcelにデータを打ち込む、「気合のデータ収集」の延長線上にいる限り、このレベルの研究にはなかなか追いつくことができません。 臨床研究の成功と、ITをフル活用した最短距離を行くデータ収集戦略の立案はセットと言っても過言ではありません。データ収集戦略のポイントは3つあります。

1.業務系と研究系を融合することにより、日常業務の中でデータが収集されるようにすること
2.データ連携方針を密に立ててデータの入力・転記作業を最小化できるシステムを構築すること
3.データクリーニングノウハウを研究者間で共有したり、ノウハウをAI化して活用すること

TXP Medical 株式会社ではERデータベース:Next Stage ERの全国提供を行うとともに、膨大な病名・薬剤辞書を用いたカルテレビューの全自動化AIプログラムの開発、多施設研究目的も見据えてカルテデータをベンダーフリーで繋げる事業開発など、多方面での臨床研究の支援事業を行なっています。日立総合病院他パートナー病院のER / ICUで構築されたデータプラットフォームの紹介とともに次世代のデータ収集戦略を語ります。

URL https://www.ctr.hosp.keio.ac.jp/news/001879.html
問い合わせ先 keio-edu-tra@adst.keio.ac.jp