[セミナー・講習会][慶應]2019年11月14日(木) 18:30 -19:30 第27回 啓発セミナー「正しい臨床研究を実施するために必要な要素⑤」

会合のタイトル 第27回 臨床研究推進啓発セミナー「正しい臨床研究を実施するために必要な要素⑤」
開催日時 2019年11月14日 (木) 18:30 -19:30(18:15開場予定)
会場 慶應義塾大学医学部 信濃町キャンパス 東校舎2階講堂(東京都新宿区)
http://www.med.keio.ac.jp/access/index.html
主催・共催 主催:慶應義塾大学病院臨床研究推進センター
共催:慶應義塾大学医学部倫理委員会
事前受付 不要
参加費 無料
対象者 医師・歯科医師、看護師・薬剤師等のメディカルスタッフ、事務職員などの病院教職員(学外の方も参加できます)
難易度 初級~中級
概要 ※開催日が10月3日から11月14日に変更となりました。

【演題】
正しい臨床研究を実施するために必要な要素⑤
~患者と国民が研究開発に期待すること~

【講師】
悪性リンパ腫全国患者会:一般社団法人グループ・ネクサス・ジャパン理事長
天野 慎介 先生

【内容】
がん患者やその家族はがんの進行や再発の不安などと向き合いつつ、その治療などに伴ってときに身体的、精神心理的、社会的な苦痛を感じており、それは治療の過程で生じる臨床試験を含む様々な意思決定においても同様である。がん患者が適切な治療を受けるにあたり、また臨床試験に参加するにあたり、十分な情報提供と意思決定支援が必要であるが、それは必要条件であって、十分条件ではない。必要条件が満たされたからといって患者は「合理的な選択」を行えるわけではなく、患者の不安を理解したうえでの精神心理的なサポート体制が必要である。平成30年に閣議決定された国のがん対策推進基本計画において、AMEDは「患者及びがん経験者の参画によって、がん研究を推進するための取り組みを開始する。また、国は研究の計画立案と評価に参画可能な患者を教育するためのプログラムの策定を開始する」とされており、患者の意向を反映した形での研究推進が求められている。

URL https://www.ctr.hosp.keio.ac.jp/news/003090.html
問い合わせ先 keio-edu-tra@adst.keio.ac.jp